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レビュー『こいつらの正体が女だと俺だけが知っている』

※サムネ用画像





▽や

1ヶ月もどこ行ってたんですかあああああああああッ!
Twitterに居たって!? 私の主戦場はブログなんですからね!? ソフィア名義で小説書いてるじゃんって!? 私が喋れる訳じゃないじゃないですかああああッ!!!


▽……ごめんて……。ということで、ええ、お久しぶりです。ブログでは。この度気力がやっと戻って参りましたので復活致しました、更新サボってて申し訳ありませんんん……。

▽いやもうね、何か絡まれたりしたのに反応しとらんでさっさとやることやれってね。うん。本当に申し訳ないと思ってる。


全く……そもそも文字書きじゃなくブロガーとして『うぃず』の名義を作ったんですから、そっち疎かにしないで下さいよ。ちゃんとブログの書き方覚えてます?


▽大丈夫、なはず……HTMLが危ういけど何とか、うん。ということで、早速だけれども復帰記事だ。

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こいつらの正体が女だと俺だけが知っている (講談社ラノベ文庫)

こいつらの正体が女だと俺だけが知っている
著 猫又ぬこ 先生
イラスト 伍長 先生

あらすじ

 俺にとって真琴と忍は憧れの男だった。
 そんなふたりと七年ぶりに再会し、学生寮で相部屋になり、むさ苦しくも楽しい日々の幕開け――と思ったのだが、お前ら女の子だったの!?
 ったく、俺にだけ教えないなんて酷いじゃねえか――って、お前らもお互いの性別を知らないのかよ!
 ……え? 真琴(忍)に女だとバレると困る?
 頼れるのは俺だけ?
 しょうがねえな、性別がバレないように俺がサポートしてやるぜ。だから安心して普段通りに過ごしてくれ――って、お前らいつもそんな生活送ってるの!?
 よくいままで女の子だってバレなかったな……。油断しがちなふたりの男装女子と送る、実はハーレムな学園ラブコメ!!

※公式ホームページより引用

▽さーて久しぶりだけどうまく書けるかなー……。



 この作品はいわゆる『男装女子物』である。『理想の男』として主人公が憧れていた幼馴染二人が、同じ学校に入学してみれば実はどちらとも美少女だった! 二人の秘密を守り通さねば――ッ! というのがメインテーマとなるドタバタラブコメであり、どう考えても女の子にしか見えないヒロイン二人が、漫画やネットで得たのだろう誤った男性知識を元に男らしくあろうとする姿はギャグでありつつもしっかり可愛い作品となっている。


男装女子と言えば、ISのシャルちゃんだとかを思い浮かべますね。そういった作品でも、大体はスーツやブレザーに長い髪ならポニテにしたりして、ボーイッシュな感じのキャラクターが多いイメージがありますね。後は何故か巨乳をサラシで潰してたりしますが……物理的に不可能なレベルだったりすること、ありません?


 男だから真偽はわからないが、ヒロインのうちの一人はかなりの巨乳をサラシで潰している。それで平らに見せているのだが……先ず体積的に無理だろう。
 しかしそこは二次元クオリティ、ファンタジーということで気にすることではない。
 
 全体の進行として、如何に女の子であることを隠しながらも男性らしく振る舞うか? というのが主軸に置かれており、前述したように誤った知識で大体自ら墓穴を掘っていき、その度に主人公がフォローして――という流れを基本としている。

 胸筋自慢でどちらがより硬いかを比較するために主人公に胸を揉ませたりだとかはある意味では『男らしい』のかもしれないが、フォローする主人公としては気が気でないやら柔らかいやら、親友だから興奮してはいけないやらで良く自制ができたものだと思う。

 もう言ってしまうなら、枯れた流木的な印象を受けた。押せばそちらに流れるが自らの意思はなく、というような。
 まぁつまりはギャルゲ系主人公にラノベの鈍感属性と明るい性格をぶち込んだようなキャラとなっていて、イマイチキャラクター性で尖っているものは感じられなかった。

 これは主人公の目的自体が『ヒロイン達の秘密を守る』という与えられたものであり、一応『彼らのような男になりたい!』という憧れこそあったものの、回想以外ではなりを潜めてしまっている。
 テーマ故に仕方が無いのかもしれないが……。

 生活の舞台となる学校はお嬢様学校で、ヒロイン二人を含めた三人が数少ない男であるわけだが、ヒロイン達は女の子なので唯一の男、ハーレム状態である。一巻時点ではお嬢様達に名前はないのだが、このお嬢様達も絵に描いたような性格をしていて、『ですわー!』『わたくしー!』の大合唱は僕の脳内では某シュバフィーンが教室を埋めつくしている映像となって再生されてしまっちのだが、名前が無くても幼い好意を素直にぶつけてくる彼女達は非常に可愛く、下手すればこの作品で一番キャラが立っているかもしれない。因みに二巻では晴れて(?)ネームドのお嬢様が三人登場するのだが口調も一人称も同じなので見分けがつかない。なんでやねん……。僕はこの『お嬢様ズ』が作品中で一番好きなキャラクターで、キャスで読みながら配信していた時もずっと「お嬢様可愛い」と連呼していた気がする。

しつこいくらいに言ってましたね、それ以外言えないんですか、と。


 実際問題可愛いのは仕方がない。では、モブキャラと比較した時にヒロイン二人のキャラクター性はどうなのだろうと聞かれると、少し弱い――というかモブキャラに押され気味であると言わざるを得ない。

 そも、女装男子が二人という時点で『メインヒロイン同士でキャラクターの奪い合い』が起きてしまっているのだ。これ、男らしさネタを使う時は当然消費が二倍になる訳で、早々にネタが切れないか心配である。

 兎角そのせいもあり、また周りが『ですわーお嬢様ズ』だとか『男のパンツに欲情する運転専用メイド』だとかとにかく濃い為に負けてしまっている感がある。二巻でお嬢様ズの一部に名前付きが現れたことでそちらが分散して相対的に持ち直した感はあるが……まだ弱いと思う。


二巻は王道イベントを詰め込んでましたが、それ以上ではありませんでしたからね……。イチャラブ物の延命措置としては正しいのかもしれません流石にそれには早すぎますし、『男装がバレてしまうかもしれない』というスリルが薄まってしまっているのは拭えませんね。ヒロイン達、流石に自爆ばかりですし『本当に隠す気あるのか!?』はお腹いっぱいって感じです。


 作品自体の王道展開が決まっていて、上手く流れ繰り返すことが出来ているのは素晴らしいのだが、これも既に過食気味になってしまっている。特に二巻で既にシナリオの展開速度が落ちてしまったのもあり、刊行ペースを落としてでもしっかり書いて欲しいと思うのだが……(著者は別作品も含めると3ヶ月連続刊行中となっている)

 特に、地の文が『俺』『真琴』『忍』という一人称+名称で指定して、○○は△△した~という形を連打してしまっているのは残念なポイントだ。これは個人的な好みも当然あるのだが、この方法に頼りきると動作が機械的になったり、展開の勢いを削ぎやすい為何回も繰り返して使うべき手法ではないだろう。一巻では目立たなかっただけに、筆を早めたことによって著者のボキャブラリーが疲弊してしまっている印象を受けてしまう。

 男装女子デュアルヒロインだとかの発想はかなり好きで、一巻の軽く読めるコメディも万人受けするものだったので、三巻に期待したい。

――でもやっぱり、お嬢様ズが一番可愛いと思います。名前なんてなくても、ね。



こいつらの正体が女だと俺だけが知っている (講談社ラノベ文庫)


▽んー、少し厳しめに書いてしまった感が否めない。弁明じゃないのだけど、この作品結構好きではあるのよ? ただ、一巻の期待度を二巻が上回れなかった感だとか、本当にお嬢様3人も名前つける必要あったのかだとか粗が、ね。

男のツンデレに需要はないですよ、先輩。


▽いやそういうんじゃないから! 本心からもっと、もっとだ! って感じてただけだから……!

▽しかしそういう部分を省いてしまえば、批評とかそういう視点を持っていない読者にとってはかなり面白いラブコメになっている思うよ。ブロガー視点って一般読者とはどうしても見る場所も変わっちゃうからさ……もっと純粋に読めれば良いのだけれども、こればかりは仕方がない。

▽久しぶりの更新で方向性を忘れそうになってたけど、やっぱり僕のスタンスというのはこれなのよね。だって素直におすすめコメントが見たいなら今の時代Twitterで探せばいくらでも見つかる。んじゃあ、わざわざ書く必要は無いよね、そんな感じ。

▽褒めるところは当然褒めて、最も適した読者にオススメしていける――そんなブログにしていけたらいいと思っているよ。

▽それでは、今回はこの辺りで。次回は早く書けるといいんだけれども……頑張ります。

貴方のラノベライフが潤わんことを!
……でしたよね?



▼ズコー

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