FC2ブログ

レビュー『星空の下、君の声だけを抱きしめる』

▽やぁ。

▽北の大地も気温30℃を超えてきて、汗をかきながら本を積んでいるうぃずだよ。

▽報告なのだけど、PC版右枠の『おすすめリンク』に2つのラノベブログを追加させて頂いたよ。

▽かの有名な『とある王女の書評空間』様と『デスカイザーのラノベ日誌』様だ。

▽なんと相互リンクとのことで、この場を借りて御礼を申し上げます。

▽若輩者でございますが、これからもどうぞ宜しくお願い致します……!

▽さて、それでは本文へ行こうか。

▼それでは、本文へどうぞ


星空の下、君の声だけを抱きしめる (講談社ラノベ文庫)


星空の下、君の声だけを抱きしめる
著 高橋びすい 先生
イラスト 美和野らぐ 先生


あらすじ
 小説が書けない文芸部員・シュウ。
 ある日、彼のスマホに、詠名という少女から謎のメッセージが届く。
 きっと悪戯だろう――はじめはそう流していたシュウ。しかし、
[もうダメだ。死のう]
 送られてきたそんな言葉に、死ぬな――と思わず反応してしまったことから、メッセージを介しての、シュウと詠名の交流が始まった。
 互いの趣味である小説の話などを通じて、親しくなっていく二人。
 だが、いざ二人が実際に会おうとしたとき、衝撃の事実が判明する。
 詠名が生きているのは――現代ではなく、なんと五年前だったのだ! 
 五年ぶんの夜にさえぎられた、時を超えた二人の恋愛の行方は……!?


※公式サイトより引用


 この作品はまさに『ライトノベル』と言うべき代物である。

 下手に小難しいことを書かず、読みやすさとわかり易さに振り切った文章と構成は、それだけで賞賛に値する。

 但し、『奥深さ』というものは無い。

『時』をテーマにした作品では珍しいことだと思うのだが、『タイムパラドクス』だとかの面倒なことを一切気にせず描かれている。

タイムパラドックス(time paradox、時間の逆説)とは、時間軸を遡って過去の出来事を改変した結果、因果律に矛盾をきたすことである。


 確かにヒロインは未来を変えないように動いてこそ居たのだが……そんなに難しいことはしていない。主人公を避けていただけである。

 ところどころご都合主義の部分がチラつく(ヒロインがスマホを失ったり先輩が主人公に突然気があったことになってたり)読みやすさに特化されたこの作品でツッコミを入れるのは無粋だろう。

 過去と未来の連絡手段であるスマホを壊さないと常に現在・過去改変の危険性が付きまとうからね、現在で現在で2人を結ぶには仕方がないのかもしれない。

 ということで、この作品の評価できる部分は『極限まで削ぎ落とされた無駄』であり、かなりライトで読みやすい仕上がりとなっている作品だ。

 正に『軽い小説』といった感じであり、その美麗な表紙イラストも併せて万人にオススメ出来る作品と言える。

 但し、その軽さ故に読者の脳には焼き付きにくいだろう……発想はかなり面白いのだけどね。

 現代版シンデレラとも言えるストーリーも良かったのだけど……まぁイマイチキャラも立ってないし本質的には女性向けのラブロマンス映画だとかそっちに近い気もするし。

 まぁ兎角、個人的には『時間』のテーマに興味があるけど難しいそう……なんて考えているワナビにオススメしたい作品だ。

 これ程までに『時間』をフランクに扱った作品も珍しいからね。

 内容も1巻で綺麗に話として纏まっているので、是非とも気軽に手に取ってほしい。



星空の下、君の声だけを抱きしめる (講談社ラノベ文庫)

 

▽いやあ、兎に角読みやすかったね、本当。

▽まさか40分で読み終えてしまうとは……時計を見て驚いたよ。

▽ま、読みやすさというのも1つの強み。頭を使うのが忌避されやすい現代では特にね。

▽矛盾するかもしれないが、脳が疲れている時の読書に最適な1冊だ、読書量の多いラノベブロガーなんかにも是非とも手に取ってほしいね。

▽それでは、この辺りで。

▼また次回の更新をお楽しみに……!



※サムネイル用画像


コメント

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。