レビュー『ジャッジメント・ブラッド』

▽やぁ。

▽うぃずだよ。

▽突然だけど、吸血鬼って良いよね。

▽何がって、その存在とかもうロマンの塊じゃない。

▽伝承も厨二心を擽るような物ばかりだし、もうね、好き。

▽近代じゃ金髪のおにゃのこにされがちなんだけどさ。まぁ、それもまた良いよね。

▽ということで今回は、そんな吸血鬼物のレビュー。

▽以前レビューした『あなわた』も吸血鬼物だったのだけれども、今回のはまた毛色が違う作品となるよ。

▼では、本文へどうぞ。







ジャッジメント・ブラッド

著 長谷部 雄平 先生
イラスト ビョルナ 先生



 吸血鬼の流儀を世界に刻む、風紀粛正バトルアクション!

 吸血鬼が氾濫する近未来。対吸血鬼組織「血戦局」所属の新宮伊吹は真祖の勧誘という前代未聞の密命を下される。

 しかし邂逅した真祖ヴィクトリアは即断でこれを快諾、吸血鬼の風紀を正すと世界の改革に乗り出して!?

※公式サイトより引用


 吸血鬼の真祖『ヴィクトリア』と共に今や世界に氾濫する『吸血鬼』達を『更正』させていくというテーマの元、描かれた作品。

 調べ抜かれた吸血鬼の生態や伝承に基づいて、『吸血鬼とは斯くあるべし』と乱れた吸血鬼の風紀を正していく、というのは斬新である。

 『吸血鬼偏愛家(ヴァンプフィリア)』である主人公の狂愛もさながら、ヒロイン『ヴィクトリア』の積極性にガンガン引っ張られながらの進行は、テンポよく清々しい。

 というより、『懐かしい』とでも言えばいいだろうか。

 近頃『王道』を宣言しているファンタジア文庫らしく、『ヒロインとの出会い』『戦う目的』『主人公の目的』がしっかり描写され、キャラクターもその存在を読者に主張している。

 戦闘描写も安易な『チートバトル』ではなく、吸血鬼の伝承で語られる弱点やその特性を活かしつつ、かつダイナミックに展開され、満足度が高いものとなっている。

 特に、重要戦闘における『決め手』が『吸血』であるということに拘りを感じる。

 作者こそが『吸血鬼偏愛家』その者であるのは疑いようがないだろう。

 濃厚な吸血鬼に関する描写もくどすぎず、文章量も丁度いい。

 但し、台詞回しに関しては若干稚拙さを覚えることがある。これは2巻読了時にも感じたことだが、これから書いていくうちに向上していくことを願う。

 総合的に『王道』を掲げるファンタジア文庫らしい作品であり、ライトノベルらしい作品となっている。

 特に、吸血鬼偏愛家の読者には特におすすめだ。読めば絶対に『眷属』になるだろう……!

 現在2巻まで発売中であり、今から手を出すのは全く遅くない。

 『吸血鬼好きのバイブル』と言える本作、是非とも手に取って頂きたい。







▽吸血鬼、良いよね。

▽僕もヴィクトリアの眷属になりたいです。

▽アクションシーンも吸血鬼に主軸を置いてるだけあって、きっと新鮮な気持ちで読めると思う。

▽武器が『放水ホース』とか思わず笑っちゃうよね。

▽吸血鬼偏愛家には絶対におすすめだけれども、王道故に万人にオススメ出来るね。

▽ヒロインも可愛い、というか高貴で大変よろしい。

▽では、今回はこの辺りで。

▽そろそろ給料日だし、未収穫のライトノベルを回収して、どんどんレビューしていきたい所。

▼それでは、また次の更新で!



※サムネ用

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