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レビュー『→ぱすてるぴんく。』

▽おはらの。

▽らのちゃん可愛いよね。

▽そのうち、らのちゃん紹介記事なんてのを書いてみたいものだが、僕の語彙力では難しいね?

▽さて、久しぶりのラノベレビューだよ。

▽今回は書く書く言っていた『→ぱすてるぴんく。』

▽講談社ラノベ文庫から発売された、新シリーズだ。

▽さて、それでは本文へどうぞ。

▽あ、そうそう今回からAmazonや楽天のリンクを使用しているよ。

▽画像替わりに丁度良くてね。

▽まぁ、僕は書店員だから書店で買ってほしいのだけれども。

▽それは兎も角。

▼本文へどうぞ▼



→ぱすてるぴんく。 (講談社ラノベ文庫)


→ぱすてるぴんく。

著 悠寐ナギ 先生
イラスト 和錆 先生


あらすじ



 他人との関わりを避け、ぼっちとして暗い高校生活を送る軒嶺緋色には彼女がいる。

 ネット恋愛の恋人・楢山スモモだ。決して会うことは叶わないはずだった二人。

 けれども迎えた新年度、緋色が自宅のドアを開けると、そこには“ネット彼女”のスモモがいて――!? 

「わたし、引っ越して来ちゃったんです」
「……なんですとっ!?」

 ネットの彼女がリアルの彼女になったそのとき、物語は動き出す。

 夢にまで見た恋人とのパステルピンクな学園生活が、ぼっちの殻をぶち壊す! 

 けれどもそこに潜むのは、緋色の“元カノ”の影……?
 
 どれだけ痛くたって、これが僕らの恋愛だ!

 ネット恋愛→学園ラブコメな炎上系青春ストーリー、いよいよ開幕!



※公式ホームページより引用


 著者のデビュー作となる本作のテーマは『炎上系ラブコメ』であり、最初このテーマを見た時は理解出来ず疑問符が浮かんだ。

 イラストは和錆先生が担当しており、淡いタッチで可愛いイラスト。試し読みを読んだ段階でも『炎上系』の意味は理解出来ずにいた。

 しかし、本編を読了してみればどうだ。

 キャラクターはその性格通りに動き、中盤からめくるめく攻めるストーリー。

『現代』を描いたラブコメとして、これを超えるものは暫く出ないだろう。

 この物語を面白くしているのが『ネット恋愛』という部分だ。

 主人公とヒロインが出会って、交際に至った場所『個人ブログ』

 見てる人間は主人公ともう一人しかおらず、それ故に半ば交換日記のように交流がなされていたそれが、ある切っ掛けによりインターネット上に流出してしまう。

 当然、特定に繋がる要素も多く書かれていたそれは、第三者からすれば『イタイ』物であると同時に『格好の的』となった。

 そこからの描写が、酷く僕の心を抉るのだ。

 主人公による『出会いの否定』『黒歴史化』

 恥ずかしさや、後ろめたさなんかが渦巻いて、そして彼は『ヒロイン達』を無意識に傷付ける。

 ヒロインも、ただ『嬉しかった』が為にネットの恐ろしさや現代の拡散力を知らずに体面を気にせず外でもイチャついて。

 ある少女は、ただ無邪気に『事実をネタとして』使ったが為に騒動の根源となり。

 そして『彼女だった者』に主人公は現実を見せられることとなるのだ。

 中高生の読者には突き刺さったことだろう。

 僕も若くはないが、嫌という程に心が締め付けられた。

 最後は全員が歩み寄るのだが、それでも『無邪気な悪意のない害意』というのは簡単には収まらない。

 2巻が非常に楽しみな幕引きで、1巻は終わる。

 あまりネタバレは好まないため、ぼかした書き方しか出来ないのが残念なのだが、間違いなく言いきれるのが。

『→ぱすてるぴんく。』は現代ラブコメの最先端を行く傑作である。


――と言いきれる。

 読む年齢層な確かに選ぶ。序盤のイチャイチャなど、中年層にはキツい者も多いだろう。

 しかしだ。ラブコメにおいて、僕がここまでシナリオに感銘を受けた作品はこの数年は無かったのだ。

 キツいかもしれない、息苦しくなるかもしれない。

 嫌なことを思い出すかもしれない、嗚呼なんなら体が震えるかもわからないだろう。

 ――だがッ!!

 読んでくれ。読まなきゃいけない。

 呼び起こされる嫌な記憶も、この作品と向き合えばきっと『思い出』に変わる。

 逃げ続けていたことに、目を向けたくなる。

 そう思わせてくれる作品だ。

 2巻の発売も決定している、買うなら今しかないのだ。

 『どうせラブコメなんて』と絶望している貴方には特にオススメだ。

 是非とも、良質な読書の時間を貴方に。


▽かなり熱く語らせて貰ったよ。

▽いや本当にね、素晴らしい作品なのだ。

▽損はさせないから、試し読みだけでも読んでみてほしい。

▽近代ラブコメ史の新たな時代を作ってくれる作品になるだろうから。

▽この作品を読んでの後悔と言えば『暫く他の作品への評価』が厳しくなりそうということぐらいだからね!

▽さて、それではこの辺りで。

▼また、次の記事で逢おう。




→ぱすてるぴんく。 (講談社ラノベ文庫)


※サムネ用

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