閑話休題 売れるライトノベルとは

▽やぁ。▽オバロ最新刊が入荷3日で品切れしそうなことに驚いてる、うぃずだよ。▽流石というかなんというか、文芸書サイズなのに100冊余裕で飛んでいくのは凄いパワーだよね。▽なかなかヒットが飛びにくいのが文芸書サイズのライトノベルなんだけどね。▽いや、本当に売れないんだよ文芸書。▽2日に1回は新タイトル来たりするんだけどさ、中には1冊も売れずにいる本とかあるんだよね。▽でも、実はそういう本ってのは来た時点でなんとな...

レビュー『86‐エイティシックス‐』

 豚に人権を与えぬことを、非道と謗られた国家はない。 故に、言葉の違う誰かを、色の違う誰かを、祖先の違う誰かを人の形の豚と定義したならば、その者達への抑圧も迫害も虐殺も、人倫を損なう非道ではない。 安里アサト著『86‐エイティシックス‐』9Pより引用。▽電撃文庫から放たれた、圧倒的文章力と構成力からなる戦争悲譚。▽『86‐エイティシックス‐』は時代の先端を駆け抜けるライトノベル。▽その重厚な世界感設定や伏線の...

試し読みレビュー『→ぱすてるぴんく。』

それは果実の様に甘酸っぱくて、どこか懐かしい恋愛譚――。▽今回は発売直前のライトノベルの試し読みレビューをしてみようと思うよ。▽試し読み部分のみってことで、ガンガン攻めた文にするつもり。▽ではさっくりと▼本文へどうぞ▼→ぱすてるぴんく著 悠寐ナギイラスト 和錆講談社ラノベ文庫より5/2発売予定 今どきとなっては珍しい正統派のラブコメに、ちょっとしたスパイスを。 それが『→ぱすてるぴんく』試し読み読了後の読後感...

レビュー『幼女さまとゼロ級守護者さま』

 これは、ライトノベル界に仕掛けられたミステリーからの挑戦状である。 ▽記事更新が遅くなって申し訳ない。▽突然だけど、今回は冒頭の作中引用は無しとさせてもらうよ。▽何故かって、それはあまりにも『幼女さまとゼロ級守護者さま』という作品が巧妙に仕掛けられているからだ。▽これね、本当にレビューに困るのよ。▽このブログは基本的に考察ブログではないし、かと言ってネタバレをしない訳でも無い。▽しかし、読んでもらうこ...

レビュー『ミリオン・クラウン』

――此れを見よ。彼を見よ。退廃の夜に咲く、あの赤き徒花をスニーカー文庫刊『ミリオン・クラウン』著 竜ノ湖太郎▽2回目のレビューは、 竜ノ湖太郎著の『ミリオン・クラウン』▽6月に2刊が発売予定の終末世界英雄譚だね。▽竜ノ湖太郎先生と言えばアニメ化もされた『問題児たちが異世界から 来るそうですよ?』シリーズとその正統続編の『ラスト・エンブリオ』シリーズが有名だけど、それらと世界観をある程度共有した作品だったり...

レビュー『 貴方がわたしを好きになる自信はありませんが、私が貴方を好きになる自信はあります』

『 もし仮に、世の中の人間をふたつの種類に分けるとしたら。あなたなら何と何に分けますか?』『 吸血鬼とそれ以外、だな』『 いいえ。運命の人に出会えるか出会えないか、です』――ダッシュエックス文庫刊『 貴方がわたしを好きになる自信はありませんが、わたしが貴方を好きになる自信はあります 著 鈴木大輔』10p・12pより引用▽第一印象、タイトル長ェッ!▽そんな風に思う人が大半だろうこの作品、通称『 あなわた』のレビュ...

レーベル紹介①『 講談社ラノベ文庫』

▽こんにちは、こんばんは、或いはおはようございます。▽うぃずでございます。▽記念すべき最初の記事は、ライトノベルユーザーにとっては切っても切り離せない存在『 レーベル』のお話です。▽その中でも、今回は『 講談社ラノベ文庫』のご紹介をしたいと思います。▽数あるレーベルの中で何故? と思う方は是非とも読み進めていただきたいと思います。▼それでは本文へどうぞ▼――講談社ラノベ文庫とは―― その名の通り、講談社が擁す...

《 プロローグ》なんて格好付けた自己紹介

 如何にして惹き付け、その先を夢想して貰うか。 それがプロローグというものの意義でありまして。 流行りの娯楽小説宜しく、先ずはトラックとキスでもすれば面白おかしいブログ書きになれるのかもしれない――なんて初っ端狂った文を書き綴ってみては、きっとこれも黒歴史になるのだろうと鼻の奥で笑ってみる。―――――――▽初めまして、うぃずという者です。▽書店員として、毎日のようにノベルを並べて積んでをするうちに、まぁその...